防犯カメラ :home-camera
住宅防犯について
防犯の種類と特徴 |
防犯カメラシステム |
センサー連動システム |
ホームセキュリティ |
その他の利用 |
取扱メーカー ※ 記載以外のメーカーでも取り扱いはできます。 |
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パナソニック
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TOA
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セルコ SELCO
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NSS
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日本防犯システム
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ハイシャープ
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防犯の種類と特徴・防犯を意識する
◎ 犯罪の抑止の三要素
犯罪のない街にするには犯罪を追跡、検挙し校正してもらい、犯罪の絶対数を減らすことも重要ですが、防犯の考え方に「犯罪機会論」があります。
犯罪機会論とは、犯罪者に犯罪の機会を与えないことによって、犯罪を未然に防止しようという考え方です。具体的には、犯罪の原因となるものがあったり、犯罪をしたいという動機をもった人がいても、目の前に、犯罪を実行できる機会がなければ、犯罪は起こらないという考え方です。
防犯の考え方は犯罪を未然に防ぐこと、抑止することがより重要になります。
犯罪の抑止には犯罪に至るまでの機会を減らすことが重要であり、それには犯罪に強い三要素を意識して、強化していく必要があります。その三要素とは領域性・監視性・抵抗性になります。
光 音 領域性・監視の目 手間・時間 ↓↓ ハイリスクと知らせる |
犯罪に強い三要素 | |
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物理的・心理的なバリア(領域性)で犯罪を近づけさせない 犯罪の機会を奪う、犯罪をする気を失わさせる 防犯ステッカーなど、防犯意識があることを明示する 機械警備などを設置し、設置していることを明示する 家の周囲を清潔にし、不定期に巡回する、マークなどないかチェックする |
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犯罪者の行動を把握 ↓ ↓ 自身の行動が把握されていることを犯罪者に意識させる 人の目の確保、犯罪がおおやけであることを意識させる 防犯カメラの設置し、設置していることを明示する 明るい門灯など、顔がわかるような明るさ 音砂利、フラッシュライト、窓振動アラーム、開閉アラーム 塀、樹木などの遮蔽物の除去(周囲の監視の目) |
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時間と手間をかけさせる、強固である 強化の目安は犯罪実行までに5分以上かかること! ・侵入犯は、侵入するのに5分以上かかると70%近くが諦め、 ・10分以上かかると、90%以上の犯人が侵入を諦める統計がある 留守対策のドアホン 扉の二重ロック、三重ロック ピッキング対策の錠前 防犯ガラス 金庫 |
◎ 泥棒を下見の段階で侵入を諦めさせるのが一番
まずは、領域性・監視性を強化して、犯罪の予防に繋げることが大事です。
犯罪性の低い者でも、その犯罪が容易であれば金額によらず実行する可能性も出てきます。(出来心、魔が差す)
強行して犯罪に走り時事に至るような場合もありますが、その場合は抵抗性を強化するしかありません。
犯罪の動機 : 個人的動機は除きます | 犯行をあきらめた理由 |
金銭・金品 達成感・高揚感 |
近所の人に見られた(62%) ドア、窓に防犯錠がついていた(33%) 機械警備がついていた(31%) 犬を飼っていた(30%) 防犯カメラがついていた(22%) 警官に出会った(20%) 防犯ガラスだった(15%) センサーライトがついていた(9%) |
犯罪の予防には心理的な要因に問いかけ、時事に至らせないことが抑止につながります。
住宅侵入犯罪者達が、共通して持つものに、
・ 侵入を感知されたくない。
・ 警察に捕まりたくない。
という意識を強く持っているそうです(警察庁公表)。
そのため、侵入犯は住居に侵入する前に、必ずと言っていいほど現場下見を行って、安全を確認する癖があります。
犯罪を防ぐ効果的な方法は、この下見の段階で、この家は防犯対策がしっかりしていて、
『侵入し難い』『捕まりそうだな』といった印象を与え、住宅侵入を諦めさせることが一番の防犯対策となるのです。
残念ながら弊社は警備業を取得していないため、巡回警備、異常時の出向というのはできませんが、その反面で維持コストがかからない機械警備に特化しての提案が可能です。
ホームセキュリティ 機械警備の例
機械警備ですので、システム設置に費用はかかるものの、システムの維持や巡回による人件費が発生しませんので、そこをメリットとして提案しています。
また、安全面でも、緊急時のスマホや携帯電話へのメールや、自宅状況の確認などのシステムを構築すれば自宅の様子をご自身で確認、管理することが可能になります。
しかし、ホームセキュリティにも絶対はありません。自身の過失や不注意などで被害にあう場合があります。
よくある例でいうと、ホームセキュリティを導入したのに警備状態をセットせずに出かけたり、ドアや窓に鍵をかけていなければ空き巣や強盗の被害に遭います。
防犯にはやりすぎやゴールはないと考えましょう。
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防犯カメラ 監視性の強化
◎ 防犯四要素 : 監視の目
警察庁で侵入犯罪者の取り調べにおいて、侵入犯が住宅に侵入する際に、犯人に心理的威圧を与え、侵入の阻止するには、四つの要素のあることが明らかになり、公表されました。
その四つの要素とは、
「監視の目」「音」「光」[時間」のことを言います。
監視の目とは、住宅侵入犯は、
「見られること、監視されること」
を嫌います。
まさしく、侵入犯の意識にこの家は、侵入するのを誰かが『見張っているな』というように、防犯に無関心な人の目ではなく、
「不審なことがあったら通報するぞ」
「侵入の様子を録画しているぞ」
という、行動の伴った目の働きをもつことです。
その役目に効果的な働きをするのが、具体的には『防犯カメラ・監視カメラ』がこれにあたります。
『監視の目』の働きで侵入犯罪を、未然に防ぐ防犯カメラとしての機能は勿論、証拠として残るビデオ録画など監視カメラは、犯人にとって最も嫌い、恐怖の存在となるのです。
◎ 防犯カメラの種類と特徴
(1).形状と機能
(2).カメラ信号の方式
アナログカメラ
日本一般的にNSTC方式が採用されており、防犯カメラでは27万画素~60万画素(640×480px相当)までが販売されていましたが高画質化の時代の流れで現在ではほとんど販売されなくなりました。弊社でも以前入れさせていただいたシステムの増設、追加などで販売させていただいております。
AHDカメラ
AHDとはAnalogue High Definitionの略称であり、高画質のデジタル映像を伝送時にアナログ情報に変換し、伝送後に再度デジタル情報にすることでハイビジョン画質の映像が記録できるシステムのことです。
日本では「アナログハイビジョン」という名称も使われています。
同軸ケーブル(3C-2V/5C-2V/5C-FB)300m程度の配線が可能。AHD(Ver.1.0)の130万画素(1280×720px相当)と200万画素(1920×1080px相当)のAHDカメラがあります。
TVIカメラ(HD-TVIカメラ)
200万画素のフルハイビジョンカメラです。同軸ケーブル(3C-2V/5C-2V)で300m程度の配線が可能。一般的にAHDのフルハイビジョンより画質がキレイといわれています。接続にはBNCコネクタを使用するものがほとんどです。
HD-SDI(EX-SDI)
以前からテレビ局で使われていた規格で、同軸ケーブルを使った防犯カメラの中では最もきれいな画質(200万画素)を再現できます。EX-SDIは、従来であれば100メートルまでしか伝送できなかったHD-SDIを最大400メートルの長さまで延長して伝送できるようにした規格です。
AHD規格がデフォルトで300メートルまでの伝送が可能ですので、それに対抗したHD-SDIの伝送部分のみを変えた上位互換の規格になります。
同軸ケーブル(5C-FB)を用いて配線距離の短かったHD-SDIから長く配線できるEX-SDIに代わってきており、工事も簡単になってきています。
ネットワークカメラ(IPカメラ)
LANケーブルで接続される防犯カメラ全体をIPカメラと呼びます。配線はLANケーブル(10BASE-T
/100BASE-TX/1000BASE-T/1000BASE-TX/10GBASE-T)を使用し、画質は30万画素~800万画素以上と多岐にわたります。今後、さらなる高画質化が期待でき、1000BASE-T以上で配線しておけば将来の汎用性もあるシステムです。
(3).レコーダの種類
【タイムラプスデッキの場合】 | 【デジタルビデオ(HDD)レコーダーの場合】 |
タイムラプスデッキはその名のごとく、アナログ防犯カメラの映像を連続撮影をした画像を組み合わせることによって動画としてみるためのデッキです。 録画する媒体は家庭用のVHSのビデオテープを使用し何度も繰り返し録画してました。さらに、繰り返し録画せずに保存する際はその都度VHSを購入する必要もあり、保管場所も広く必要でした。 通常のNTSCの映像は29.97fpsでしたので、1秒間に撮影するコマ数を変更することによって、1/120速(約1コマ4秒)が最長のものが多く、2時間のVHSテープで約10日間の記録が出来ました。 VHSビデオは繰り返し録画しているとテープが劣化して、画像が飛んでしまったり、色が薄くなることもありました。 また、複数台のカメラを接続するとき、画面分割器を通った画像を記録するので、接続するカメラ台数が4台になると画質は1/4になり、9台接続すると画質は1/9になりました。 |
HDDとはハードディスクドライブの略称で、簡単に言うとデータを保存する装置です。 上書き録画を繰り返しても映像が劣化しないので詳細な映像が必要な防犯システムに有効的です。 データの取り出しも、日時時間の検索が容易であり、録画をしながら外部メディアに落とし込むことで可能となります。 また、1台のハードディスクで長期間の録画が可能となりました。ハードディスクの容量を増やすことも可能で希望にあったシステムを構築しやすくなりました。 HDD記録の特徴:記録(圧縮)方式 実際の映像をハードディスクに記録する際は静止画データを圧縮して保存していますが、圧縮率を高めると、より多くの情報をHDDに保存することが可能です。 M-JPEG方式(MJPEG) JPEG静止画像をつなぎ合わせて動画にする方式。MPEGよりも同一ビットレートでの圧縮効率は悪いが、任意の箇所を簡単に編集することが可能。 MPEG方式(MPEG1、MPEG2、MPEG4) 画像の中の動く部分だけを検出して保存するなどしてデータを圧縮している。MPEG1はVTR並み、最新のMPEG4は現在の最高品質でハイビジョン以上の高品質高圧縮を実現している。次世代MPEG7の開発が進んでいる。 JPEG-2000方式 JPEG を発展、進化させた圧縮方式で、JPEGでは高圧縮率(低画質)で保存したときに目立っていた格子状のノイズや水面の波紋状のノイズが、JPEG2000 では発生しない。 また、「電子透かし」の挿入や、圧縮する際の画質、ファイルサイズなどの細かい指定が可能となっている。 H.264方式 動画やムービーのファイル形式の1つ。次世代を担う国際規格として作られており、他の映像機器との汎用性も備えている。フレーム間圧縮を行う規格なので、全体のファイルサイズは他のフレーム間圧縮を行わない規格に比べると小さくて済む。画質は若干劣るが、ファイルサイズが小さいわりに、高画質を実現している。 |
(4).画質とコマ数、記録時間
TOA製 デジタルレコーダ 4TBに8台接続した場合:圧縮フォーマット H.264
レコーダの設定の各項目の確認の仕方と推奨値
上図の表のを例として、4TB(4,000メガバイト)のハードディスクレコーダに8台のカメラを接続した場合、1台あたりに振り分けられる容量は500GBになります。
現在のHDDの技術上、大きさ、価格、性能から多くの場合、500GBは一般的なカメラ一台に振り分けられる記録容量となります。
タイムラプスビデオと違い、最近のHDDは圧縮技術により、1秒間の記録画像の枚数(ips、fps、コマ数)が2倍になっても記録時間は半分になりません。(M-JPEGの場合は特性上、タイムラプスと同様になります。)
人の歩行速度が、1.5m/s程度なので、ipsの基準は対象が画角内を横切るときに10コマ程度の記録枚数が最低必要になってきます。
各推奨値 |
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(1)1秒間の記録枚数は7ips(fps)以上 (2)記録時間は14日(2週間)以上 (3)画質(圧縮度)は標準以上ですが、 ⇒ 対象が画面を横切る時間が3秒未満なら最高画質、5秒未満なら高画質 (4)(1)~(3)の許す範囲の解像度 |
各メーカーから出ている記録時間表はあくまで一般的な使用を想定したときの記録時間になります。
圧縮技術として、ipsの映像間の差分情報のみを記録する特性、黒色が情報が少なく、白色が情報が多いという特性があります。
そのため、
真っ暗な部屋で人の出入りがほとんどないようなところを監視する場合は、記録時間が大きく伸びる
反対に、画面の明暗が大きく変わる、画面の背景が変わるような状況、
例えば屋外でシーケンスプリセット(カメラ画角が時間間隔で動く設定)した場合、記録時間が短くなる
という特徴がありますので、機器選定の時に注意しています。
この機器の例でいうと、一般的な場所を防犯カメラとして運用する場合、
音声なし | FULL HD(1980×1080i) | 標準画質 | 15ips | ⇒14.5日 |
がすべての推奨を満たす値になります。
また、画角範囲が狭く、対象が2,3秒で画面範囲から居なくなってしまう場合は
音声なし | HD(1280×720i) | 最高画質 | 15ips | ⇒14.5日 |
にするなどの、状況に合わせての選定が必要になります。
◎ 防犯カメラシステムの例
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